これから畳替えをお考えの方へ!
悪質な業者にだまされないようにする為に以下のような畳店にはお気をつけて下さい。
・サンプルが格安の物と良い物との値段の差が激しく、それ以外のサンプルを持ってこない。(高いものを選ばす為)
・打ち合わせに来るのが営業マン。(基本的に営業マンは取ってきた仕事に対して歩合で給料をもらっている為、お部屋の使い方等に関係なく、高いものを勧めてきます。)
・見積もりだけを頼んだのに、強引に部屋の採寸(畳の寸法を測る)をしたり畳を持って帰ろうとする。
・畳の新調(入れ替え)時の見積もりに、古畳の処分費が入っていない。
(工事の後に「処分をするなら処分費がかかる」と法外な値段を要求してくる。)
※最近このタイプの悪質業者が増えているそうですので、古畳の処分についてはよく確認してください。
何か、畳や他店(畳店)の事でお気づきの点がございましたら、いつでもご連絡ください。
最近、縁(ヘリ)無し畳のお問い合わせが多いので、縁無し畳の種類や選び方、特徴をまとめてみました。
まず「縁無し畳」は縁を無くした分、通常曲がらない方向に畳表を曲げて畳床をくるむので、その方向に曲げた部分がかなり傷みやすく、またその部分は角が立たない分、曲線になっているので畳と畳の出会いに少し溝が出来てしまいます。
上記の特徴をふまえた上で、まずよく耳にする「琉球畳(りゅうきゅうたたみ)」ですが、これは特別な畳表「七島い草で織られた畳表」で作られた縁無し畳のことです。
この畳の特徴は強くて太いい草で編まれているので耐久力に優れています。しかし、色目に少しムラが有ります。価格もかなり高価です。
次に、目関(めぜき)表で作られた縁無し畳で、この「目関表」の特徴は通常のい草を普通の畳表より細かく織り、端の部分を曲げやすくした物なので、縁無し畳には向いています。
ただし、最近では需要が少なくあまり生産されていないので、工事に時間がかかることがございます。
最近では、上記の二つとは異なりい草ではなく「和紙」や「合成樹脂」で出来た畳表で作成するのが主流となっています。この畳表ですと、曲げにかなりの強度がありますので、縁無しには一番向いていると言えます。
色にもバリエーションがあり、お気に入りの色にする事が可能です。
ただ、い草の特徴でもある独特の「香り」はありません。
価格は物により色々ですが、基本的に少し高価です。